震災メモリアル

1月17日(金)、阪神淡路大震災の発生から30年となったこの日、全校委員が企画した震災メモリアルが開催されました。

 

前半の「追悼の部」では、最初に震災の犠牲者に対し全員で黙祷を捧げました。

そして、本校の被災時に在籍していらした、34回生・35回生の先輩に、当時の様子をインタビューしました。

校舎が半壊したために建てられたプレハブ校舎の様子や、被災時の生活、当時の学校生活で印象に残っていることを話していただきました。

どれも大変貴重なお話で、いつ起きるかわからない地震に対して少しでも意識を高めてほしい、という言葉が印象的でした。

 

後半の「防災の部」では、全校委員から防災クイズの出題がありました。

問題は2択になっており、全員参加できるように工夫されていました。

また、出題の内容も、通学路で地震に遭遇した場合、通学中のバスや電車で地震が起こった場合など、具体的な状況が想定されていて、取り組みやすい内容でした。

 

それから、全校委員から防災グッズの紹介がありました。

「人と防災未来センター」で学んだことをもとに、非常時に便利なものや、備えておくべきものを実物も交えながら発表してくれました。

最後は、「しあわせ運べるように」を歌いました。

阪神淡路大震災から30年の節目となりました。

震災を経験した学校として、次の世代に必要なことを継承し、次に起こる自然災害に備えることができるよう、一人ひとりの意識が高まるよう、これからも取り組んでいきたいと思います。

 

改めて、亡くなられた方やそのご遺族の方々、昨今の自然災害で被災者となられた方々のお心が休まる日が、一日も早く訪れますように、お祈り申し上げます。