校長あいさつ

愛徳学園ならではの学び

~カトリック・ミッションスクール、少人数教育、Rainbow Program~

 

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さて、愛徳学園の特徴を簡潔にまとめます。

 

1つ目は最大の特徴である「カトリック・ミッションスクールの女子校」ということです。弱い立場の人、悩める人に寄り添い、人びとの救いであったイエス・キリストの生き方にならい、「自ら考え、人に奉仕し、充実した人生を歩む女性」の育成を教育ビジョンとして掲げています。学園の設立母体は、子どもの教育と病人の看護、そして貧しい人びとへの奉仕に人生を捧げた聖女ホアキナ・デ・ベドゥルナ(1783~1854)によって1826年に創立された「愛徳カルメル修道会」です。この修道会は2026年に創立200周年を迎えます。そして、今年(2024年)神戸市垂水区に開設された日本管区は創立75周年、愛徳学園は創立70周年を迎えました。

現在もこの修道会のシスターが学校教育に携わっている本校は、建物のたたずまいもつつましく、毎朝登校しますと、正門の正面に見えるイエスの聖心(みこころ)像が生徒たちを迎えてくれます。また、校舎から見える瀬戸内海と淡路島を見渡すと、人間の小ささと自然の雄大さに思わず息を呑むほどです。

 

2つ目は少人数教育です。小規模校のメリットを最大限に活かし、1クラス10人から20人ほどで構成されたきめ細かな教育を徹底しています。もちろん合同授業で大きなクラスにすることもできますし、学校行事ではクラスや学年の壁を超え、中学校と高等学校全体で協力し合うことも可能です。また、併設の幼稚園や小学校との連携も強く、体育大会は小中高生が合同で行う行事で、これは全国的にみても大変珍しい取り組みの一つです。

授業においては、本校の設立母体がスペインの修道会ですので、中学2年生からスペイン語の授業を取り入れ、言語だけでなく歴史や文化などについても幅広く学んでいます。習熟度別授業は中学1年生から英語・数学で実施、1クラス10名前後で編成し、質問を含め伸び伸びと学習できる環境が整っています。特に高校2年生からはそれぞれの進路実現に向けて実に29単位(時間)42科目の選択授業が用意されており、たとえ選択者が一人でも授業を開講しています。つまり一人ひとりオーダーメイドのカリキュラムで学ぶことができるのです。難関大学を受験するためには通年の講座などを利用し、校内の学習で私立大学から国公立大学入試まで対応しています。

 

3つ目は「Rainbow Program」です。これは中高の6年間を3ステージで区切ることで、発達段階に応じた学びの目標やポイントを設定した愛徳オリジナルのプログラムで、中高一貫教育ならではのものです(もちろん高校からの入学生にも対応しています)。「Rainbow Program」でうたっている7つの力とは「体力・忍耐力」「思考力」「コミュニケーション力」「英語力」「問題発見・解決力」「異文化理解力」「プレゼンテーション力」です。これらは愛徳学園で学んだ生徒たちが、未来の社会でその力を存分に発揮し、充実した人生を歩んでもらうために必要な力です。特にグローバル化が進む現代社会に対応すべく英語教育は開校当初からすでに本校の柱であり、学校設定科目でオールイングリッシュの「グローバルスタディーズ」は英語教育の一貫ではありますが、他教科で学んだ知識を総動員し、社会問題や環境問題なども包括しますのでまさに教科横断型授業の典型ということができます。高校3年生で取り組んでいる「ブック・プロジェクト」によって完成された絵本は実際にカンボジアのプロン小学校で使用され、子どもたちの喜ぶ姿がオンラインで届いています。

 

以上のように愛徳学園は「カトリック・ミッションスクール」「少人数教育」「Rainbow Program」によって、他者に奉仕することのできる自立した女性を育てています。まだまだ紹介したい愛徳学園と愛徳生の魅力はたくさんありますが、ぜひ足を運んでいただき、実際にその姿を見ていただけると幸いです。これからも愛徳学園は人と人の出会いを大切に、校訓である「気高く、強く、美しく」成長していく学校でありつづけます。

 

校長 松浦    直樹