【速報!第65回小中高合同体育大会②(午後の部)】

12.クラブ de AITOKU…運動部の真剣勝負だけに見るものをハラハラドキドキで包みまし
  た。運動部代表の挨拶を高3の花畑さんが見事に務め、愛徳ライフでの有終の美を飾り
  ました。なお、この競技に急遽結成された教員チーム『愛徳ハシローズ』は総勢6名。
  いつもは授業で厳しい(?)先生たちの本気のランで会場のボルテージは一気に最高潮
  といったところです。

13.天までとどけ…これはいわゆる玉入れのことですが、ネーミングがすこぶるいい。小学
  生たちが文字通り天までとどくように高く投げた紅白の玉が空を舞うのです。結果は紅
  組が57個、白組が80個で白組の圧勝。しかし片付けは紅組が速かったのです。

14.中学校ダンス(Let’s Enjoy 1・2・3)…中3ダンスリーダーが9名(稲葉さん・鳥居さ
  ん・中島さん・永沼さん・稗田さん・東原さん・松本さん・本村さん・森山さん)とい
  う気合いの入りようが見どころでしたが、中学生全員が何度も重ねた練習の成果を発揮
  してくれたのが何よりでした。根気強く指導を続けてくれたダンスリーダーの人たちに
  は頭が下がります。しかし誰が選曲してくれたのでしょうか。アヴリル・ラヴィーンの
  『GIRLFRIEND』。これは彼女の2007年の大ヒット曲ですが皆はまだ生まれていないで
  すよね。実は私はアヴリル・ラヴィーンが大好きなのです。日に日に精度を上げた中学
  生のダンスにはこれからの無限の可能性を強く感じました。

15.紅白対抗リレー…小学生のクライマックスを飾る縦割り班によるリレー競技。各学年の
  精鋭たちが勢ぞろいする姿は強くたくましい小学生たちの希望の未来を感じました。

16.台風の目…ペアで棒を持って走るのですが、2人なので遠心力をコントロールするのが
  大変だったと思います。そう考えるとこれらの種目は常に頭を使わないといけないの
  です。体力だけでなく、考える力、課題を解決する力など、とにかく何が必要かとい
  うと、結局レインボープログラムの7つの力なのですね。結果は中2、高2、高3、中3、
  高1、中1の順でここにきて中2がトップを飾りました。

17.どっこしいょ…「実は愛徳生は綱引きに燃えます」というアナウンスどおり激アツの種
  目である「どっこいしょ」は小学生を中心とする縦割りチームにそれぞれ中高のお姉さ
  んたちが入り、12学年全員が一斉に綱を引くのです。ただの綱引きではありません。6
  歳から18歳までがワンチームになっての綱引きです。この年齢差・高低差・寒暖差(ち
  ょっと違うか)がとにかく見る人を興奮させます。結果は白組対決を制した1班の優勝
  でした。2位は2班、3位は3班、4位は4班でした。

18.学年対抗リレー…中1から高3までが一緒にリレーをするなど無茶だと思っていません
  か。確かに体力の差は中学生と高校生では大きな差があります。しかし何が起こるかわ
  からないのがこの全学年対抗リレーの面白さでもあります。事実、圧倒的速さで全校生
  徒を席巻した高2が高3を抑えて優勝し、一致団結でまとまったチームワークを発揮した
  中1が3位に入ったのです。順位は高2、高3、中1、中2、高1、中3で、学年通り
  ではないところがなんともドラマティック。

開会式と閉会式…生徒宣誓を高3清水さん、最後のお祈りを高3戸村さん、閉会のことばを高
  1井手さん、がともに高校生の貫禄と渋みで見事に決めてくれました。こういう姿を見
  ると12年一貫教育の本質が 見えるのですね。最終結果は優勝高3(62点)、準優勝高
  2(56点)、3位は中2(50点)、4位は中3(36点)、5位は高1(32点)、6位は中1
  (24点)でした。小学生の部は優勝が紅組(83点)、準優勝が白組(78点)でした。
 
 以上、閉会式で長く話すのは私の望むことではないので、ここに思いのまま・感じるままに簡潔にまとめました。皆さん素晴らしい競技・演技をありがとうございました。そして会場にお越しいただいた保護者の皆様も本当にありがとうございました。日頃のお嬢様たちの活動の成果を感じ取っていただければ幸いです。
 さあ次は学園祭に向かってHere We Go! (校長 松浦直樹)