11月13日(水)、株式会社近畿義肢製作所で義肢装具士としてご活躍されている金山岳央さんを特別講師にお招きし、特別授業を行っていただきました。
義肢装具を必要とする方々に寄り添いながら患者さんの生活をサポートする専門職の立場とご経験から、「障がい」についての捉え方や、障がいを持つ方の考え方や気持ちを尊重する姿勢などを伝えていただきました。
金山さんの豊富なご経験を、たくさんの写真とともに、聞く人が思わず和む語り口でご紹介してくださり、生徒たちは皆とても楽しそうに聞いていました。
また、授業の後半では、ご持参くださった義足や義手などを実際に見せてくださった後、生徒たちに義足での歩行を体験できる機会をいただきました。
体験した生徒たちからは、「(義足をはめていない側の)筋力めちゃくちゃ使う〜キツイ〜」「あたらめて人間の体の素晴らしさを体感した」等の感想が聞かれました。
今回の授業を通して、障がいをそれぞれの個性として受け入れ、私たち全員が社会でお互い支え合って暮らしていくための大きなヒントをいただくことができました。
来週のいぶき明生支援学校との交流会に向けて多くの学びができました。
【特別授業で紹介してくださった言葉】
「確かにこの身体だと不自由なことは、たくさんある。不自由である事と 不幸である事は イコールじゃない。 哀れに思われるいわれは無いよ!」
(鋼の錬金術師 アルフォンス・エルリックのセリフより)