すでに兵庫県警生活安全課のXで一般公開されている「ひょうご防犯ネット」の啓発動画ですが、なかなかよくできています。全校委員のメンバー全員がアイデアを出し合って春休み中に自分たちで演技・収録したものが2つも公開されているのです。内容は「特殊詐欺」と「連れ去り」の危険性を訴えるもので、シンプルでとてもわかりやすい2分前後の動画です。まだご覧になっていない方はぜひ見ていただいて「ひょうご防犯ネット」の登録をご検討ください。(動画はこちら)
この愛徳学園の全校委員の活動に対し、垂水警察署から感謝状が贈られることになりました。先週の全校朝礼に垂水警察署長の大西直人様が来ていていただき、学園の講堂で感謝状の贈呈式が行われました。授与式のあと大西署長様は「あのような厳粛な朝礼はめったにない機会なので私の方も緊張しました」と笑顔でお話されていました。(この日のニュースの動画はこちら)
感謝状を授与された樹山さん・髙橋さん・堀内さん・稗田さん・森さん・大西さん・金澤さん・山根さん・飯田さん・秤さんは堂々として私も誇らしかったです。実はこのやり取りをしている時に春の全国交通安全週間があったのですが、「交通安全についても愛徳学園の生徒に協力を依頼すればよかった」と警察署の方がおっしゃっていました。
他校と合同で行う須磨海岸の清掃活動などでも愛徳学園の生徒の働きぶりはとても誠実・献身的で素晴らしいとよく言われます。何をすべきなのかをまず自分で考えて、他者に奉仕するという文化が根づいている愛徳生の行動が、多くの人に喜びを与え共感を得ています。先日のグラウンドの清掃・整備ボランティアは授業日だったのですが、授業がなかった高3の牛田さんは朝から来て最後まで黙々と作業を続けていました。終礼のあとは続々と愛徳生がグラウンドに降りてきます。予定があって急いで帰ろうとしていた生徒も多くの卒業生と生徒が作業している姿を見て「15分だけ」などといいながら、すでに作業をしている友だちに合流して楽しそうに活動に参加していました。時間帯によりますが、多いときは50人くらいの愛徳生が卒業生や先生たちと混ざって土を掘り、草を抜き、ふるいにかけて地ならしをしていました。授業が終わった先生方も次々と出てきてワイワイ言いながら、汗だくになって作業している姿は圧巻でした。そして参加した人の笑顔の素敵なこと。
私からは最大級の感謝と喜びそして尊敬の念を込めて言葉の感謝状を贈ります。「愛徳学園の卒業生・現役生そして先生方、ありがとうございました!」(校長 松浦直樹)