【2学期早くも愛徳生大活躍】

 8月26日に行われたオープンハイスクールでは愛徳生が大活躍でした。ボランティアスタッフとして名乗り出てくれた人数もさることながら、そのクオリティに感心しました。特にこのイベントのメインとなる学校紹介コーナーでは、まず高1の橋本さんが高校に入学してからの経験談と率直な思いを終始誠実にきっちり説明すると、高2の藤井さんは少人数制教育のメリットを放送委員会のベテランスピーチでよどみなくわかりやすく、齋藤さんはグローバル教育の中核をなすグローバル・スタディーズ(グロスタ)について興味深くかつアカデミックに、さらに善家さんは学業以外の愛徳学園の魅力や推しポイントを時々ユーモアを交えて笑顔で話してくれ、存分に愛徳学園を表現してくれました。この、あまりに素晴らしい愛徳カルテット(4人組)は来場者の評判も極めてよく、将来性を感じることができました。プレゼンテーション以外でも、高3の中村さん・東原さん・山本さん、高2の有賀さん・梶川さん・小嶋七瀬さん、高1の井手さん・井上柚杏さん・岡﨑さんらがベテランボランティアとして駆けつけてくれました。7月に行われたオープンスクールでの中学生のボランティアスタッフもそうですが、愛徳生の層の厚さは学園全体のかけがえのない財産であり、誇りであります。もっともっと多くの人に愛徳生を見ていただきたいものです。

 

 いっぽう、8月28日には7月10日に100歳でお亡くなりになった故シスターセシリア掘井葉子様の学園お別れ会がカトリック垂水教会の林神父様司式の下で行われましたが、愛徳学園小中高の第3代・第5代学校長で草創期の基盤構築に多大な功績を残された方だけに100名ほどの卒業生にお集まりいただくことができました。お別れ会には高校生は同席、会場に入れなかった小学生と中学生はリモートでの参加となりました。会場設営をはじめとする様々な準備は全校生徒で行いましたが、本当に感謝しかありません。ミサでは、聖書朗読、奉献、共同祈願、放送などの重要な役割を高3の野田さん・稗田さん・戸村さん、高2の小嶋ソフィアさん・齋藤さん・姫野さん・藤井さんらが務めてくれ、文字通り学園全体でシスターをお見送りすることができました。

 

 余談ですが、私の前任校の生徒の保護者で愛徳学園の卒業生の方や私の姉の同級生の方にもお声をかけていただき、思わぬところでカトリック学校は繋がっていると感じました。そして、いつも思うのですが、愛徳学園の卒業生や保護者は皆「温かい」のです。聖体拝領の長い列を見て胸が熱くなりました。これからもシスター方が築いてこられた学園が永遠に続きますように、今できること、せねばならぬことを見失わず、愛徳ワンチームで邁進してまいります。(校長 松浦直樹)