あ新年度も2週目が終わろうとしています。そろそろ疲れが出てくる頃ですが、無理をせず、まずは自分のリズム、毎日のルーティンを作って、一歩一歩進みましょう。さて今回は、昨日あいついで飛び込んできた嬉しいニュースを皆さんと分かち合いたいと思います。
あ一つ目は、愛徳学園が毎年夏休みに実施している地域開放イベントの「星空教室」(今年は7/29(火))についてです。愛徳学園から見える絶景は皆さんご存じの通りですが、実は夜空も素晴らしいのです。周りには都心部のようなネオンもありませんから、空気が澄んでいる時などは星がたくさん見えるのです。夏であればさそり座や「夏の大三角」がはっきり見えますし、一等星が多い冬ならオリオン座はもちろん、「冬の大三角」や「冬の大六角形」も楽しめます。
あこのイベントに、今年も明石天文科学館から副館長の鈴木様、そして学芸員の西山様が愛徳学園に来てくださるのです。お二人ともプラネタリウムでアナウンスを担当されている、ばりばりの現役天文科学者で、愛徳学園へは3年連続の出演になります。今年も明石天文科学館の本物の天体望遠鏡を持って来てくれるということで、私たちも今から興奮気味です。
あそして今年は、せっかく多くの方に愛徳学園に来ていただける機会ですから、星空教室の前に何か来場者が楽しめるようなイベントができないかと知恵を絞っているところです。今のところ一昨年に実施した「星待ち祭り」やこの春実施した「あいとくEXPO」のような、来場者が笑顔になるようなイベントを考えています。詳細が決まり次第公表していきますのでどうぞご期待ください。そして、このイベントを計画している現段階で、すでに垂水区の観光大使「ごしきまろ」と須磨区のイメージキャラクター「すまぼう」が駆けつけてくれるとの情報も入っております。今や様々な場所で活躍している方が、愛徳学園を全力で応援してくれているのです。今から夏が待ち遠しいですね。
あ二つ目は超ビッグニュースです。すでに学園Webページに速報を載せましたが、本校が「令和7年度高等学校等デジタル人材育成支援事業費補助金(高等学校DX加速化推進事業)」の対象校に採択されたのです。これはデジタル等の成長分野の担い手を増やすために、「ICTを活用した文理横断的・探究的な学びを強化する学校などに対して、そのために必要な環境整備の経費を支援する」(文部科学省Webサイトより引用)として昨年度より始まった文部科学省(つまり国)の未来投資型事業です。初年度の昨年は全国で1010校の採択がありました。今年度はこの中から978校が継続、213校が新規で、合計1191校が採択されたのですが、愛徳学園はこの新規採択の1校ということになります。このうち、愛徳学園が採択された重点類型のグローバル型は全国でわずか50校(うち新規採択は11校)です。まさに、私たちが取り組んでいるグローバル教育、特に学校設定科目の「Global Studies」が、国に評価されたということです。この、教科横断型・探究型の授業を誇りに思いますし、この取り組みのますますの充実と発展を目指し、さらなる可能性を模索するべく今年度も勢いをもって前へ進めたいと考えています。まずは来週の高3の「Global Studies」の授業では、私も担当させていただき、大いに語り、生徒たちとともに学びを深めたいと思っているところです。(校長 松浦直樹)