理事長あいさつ

本学園は『気高く 強く 美しく』を校訓として揚げ、創立者聖女ホアキナ・デ・ベドゥルナが残した「Todo por Amor(すべてを愛によって)」という言葉にならい、教育活動を行ってまいりました。

今、65周年を前に更なる未来に向け、新たなる道を歩み始めるに当り、教職員一同、カトリックミッションスクールにおいてこそなしえる教育とは何かをしっかりと見つめ、その可能性に挑戦してまいりたいと存じます。

「愛徳」の名にふさわしい教育の場、それは生徒一人ひとりが生き生きと学び、真の自由と愛の中で、のびのびと過ごせる学園生活にあると考えています。

そのために、大いなるものへの畏敬の念を抱き、誇りと謙虚さを持って生命を愛し、自らを進んで差し出せる豊かな感性に溢れる人を育み、国際社会で活躍できる優れた識見や価値観を持ち、情報社会の中で自らを正しく律することのできる人の育成に全力で取り組んでまいります。

どうか皆様のあたたかいご理解とご期待を賜わりますようお願い申し上げます。

理事長 上田還子