2 1 世紀を生きるこどもたちの未来のために
人生を1本の木にたとえると、幼児期は木の根っこにあたります。これから深く長く伸びていく、人生の基礎となる部分です。健全に成長していくためには、「無条件に愛される体験」が欠かせません。愛徳幼稚園では、キリスト教の精神に基づく理念「すべてを愛によって」を大切にし、一人ひとりの可能性がその子らしく花開くよう、「かけがえのない命をもつ、神様からのおくりもの」として慈しみ育てます。またグローバル社会を生きるこどもたちの将来を見据え、英語教育を積極的に展開していることも本園の特長。よき伝統はそのままに、基本的生活習慣を身につけ、集団生活を通して思いやりの心と豊かな感性、想像力を育むとともに、次代に求められる自ら考え行動する力、英語によるコミュニケーション能力を養います。
― このようなこどもに育ってほしいと思っています。 ―
- ● 神様を敬うこども
- どんな時にも、自分を愛し、支え、ともにいてくださる神の存在を知ることは、人として幸せに生きるうえでの、かけがえのない財産となります。
- ● 人を愛するこども
- 世界でたったひとりしかいない自分に気づき、同様にそれぞれ大切な存在である友だちにも心をとめ、愛し愛されることの大切さを知ります。
- ● 主体的に行動するこども
- 他者と比較されることなく、あなたはあなたのままでいい。そう認められたこどもだけが、自分に自信をもち、自分を開花させることができます。
- ● 強い心をもつこども
- 神に愛される存在として自信をもつことで、失敗をおそれず、どのようなことにもあきらめることなく挑戦し、常に前進していく勇気を得られます。
本園の教育方針
キリスト教的愛の精神に基づく人間教育を目的としています。
学校教育法に示す目的、および、目標を達成するため、次の教育方針によって幼児教育を行う。
01 健康と心身の調和的な発達
心も体も健やかで、元気よくのびのびとしたこどもに育てることをめざします。
02 協調・自主・自立の精神
集団の中で、ともだちと仲良くできるよう、また、自分で考えて行動できるよう導きます。
03 道徳性の芽生えを育む
良いことと悪いことの区別ができ、ともだちへの思いやりをもったやさしいこどもを育みます。
04 基本的な生活習慣のしつけ
自分のことは自分ででき、あいさつや「ありがとう」「ごめんなさい」が言えるよう、成長を促します。
05 豊かな情操を育てる
豊かな心と感性、素直な心、ともだちを大切にする心を養うことをめざします。
06 国際人としての礎を築く
地球上のすべての人たちを大切にする心をもち、自分の思いを伝えることができるこどもに育てます。