【勇気・笑顔・挨拶】(4/11)

皆さんこんにちは。愛徳学園は春らんまんです。まず4月8日は1学期始業式、翌9日の午前は中学、午後は高校の入学式でした。フレッシュで個性あふれる新入生たち一人ひとりの表情は、愛徳学園の将来性と希望の未来を感じさせてくれました。そして本日4月11日は全学年そろっての初めての全校朝礼で、任命式も行われました。任命式の後は全校委員さんたちによる挨拶運動の寸劇やサプライズの動画収録も行われました。式典に関してはもちろん厳粛に、しかし時に笑顔もこぼれながら、新年度の始まりを祝いました。サプライズで盛り上がる時は全力で協力してくれるのも愛徳生のメリハリです。この日の様子はいずれ皆さんに見ていただく機会があると思いますので楽しみにしてください。

 

あらためましてこのコーナーは、少しでも愛徳学園と愛徳生のことを皆さんに知っていただこうという思いで2023年度より書き始めたもので、私が気の向くままに愛徳学園の日常生活を、ストレートに自由に書いています。今回の投稿で68本目となりますが、過去の記事をお読みになられる方は、2023年度はこちら、2024年度はこちらを是非ご覧ください。

 

今回は本年度の学校目標についてです。

2023年度の「笑顔と挨拶」、2024年度の「笑顔と挨拶と想像力と」に続いて今年度は「勇気・笑顔・挨拶」を掲げました。その意味するところを、少し深めたいと思います。

まず一つ目の「勇気」についてです。愛徳カルメル修道会の創設者である聖ホアキナは今から200年ほど前の大変困難な時代に身を置き、病人の癒やし、子どもの教育、そして弱い人に寄り添う姿勢を貫きました。使徒パウロのコリントの信徒への手紙(16章14)にもあるように「何事も愛をもって行いなさい」という言葉に従って生き続けることは、強い意志と勇気が必要だったことでしょう。私たちも様々な課題やミッションに立ち向かう時、勇気をもって一歩踏み出したいものです。

次に、聖ホアキナは、多くの人びと、特に癒しや助けを必要とする人に温かい愛を注ぎました。その愛は人々の希望や喜びとなり、心を照らしました。愛徳学園に通う皆さんの笑顔も、きっと周りの人々を照らす光、力となるでしょう。マザー・テレサの「平和は微笑みから始まります」という言葉にしたがい、私たちも常に笑顔でありたいものです。そしていつも喜んでいたいものです。これが2つ目の「笑顔」についてです。私は愛徳生の笑顔が大好きです。

3つめは「挨拶」です。挨拶そのものは小さな行為にすぎませんが、これは相手への敬意と愛を示す最も簡単で、重要な行為です。いつか紹介した鈴木健二さんの名言「『挨拶』とは何か。それは心を開いて相手に迫ることである」のように「おはよう」や「こんにちは」はもちろん、日常の様々な場面で交わすことばには愛を込めたいものです。愛徳学園の持ち味の「笑顔」と「挨拶」も、勇気をもって今まで以上のものにレベルアップできれば、学園はさらに活気づくし、何よりもそれに触れたすべての人びとに幸せを与えることができるでしょう。ですからこの3つは連動しているのです。

以上、今年も愛徳生の「勇気・笑顔・挨拶」で、学園生活を盛り上げてまいりますので、皆さん期待してください!

なお、本日の公式インスタグラムにも明るく微笑ましい生徒たちの様子が出ていますので、そちらもぜひご覧ください。(校長 松浦直樹)