【1学期の愛徳生たち①】

 4月の入学式・始業式からはや2ヶ月が経ちました。たった2ヶ月でもずいぶん多くのことがありました。委員会の任命式や全校朝礼、中学2年生の静修合宿、そして聖女ホアキナの御ミサなど。学校行事にかかわる中で、私が感じたことを少しずつですがコメントしていこうと思います。本日はまず委員会についてです。

 

 まず学級委員の任命式。各クラスの学級委員はほとんどが立候補で決まります。この任命式では任命書を受け取り、委員バッジをつけてもらいます。どこから見ても委員であることがわかるので、強い責任感と覚悟が求められますし、引き締まった表情にはどこか誇らしさも感じます。その積極性には感心しますが、この学級委員(自治委員)の他に、愛徳学園では3年間・6年間という長い任期の図書委員会・放送委員会・新聞委員会・保健委員会があります。この特別委員会も立候補で決まりますが、これらは他の委員と兼任することもできます。この4つの特別委員会の任命式は校長室で行うのが伝統ということで、多い時は20人ほどの生徒が校長室に入って任命式に参加するのです。どの学年の委員さんも校長室での振る舞いはつつましく、挨拶も気持ちよいものです。上級生が抱負や決意の言葉を述べてくれるのですが、その姿はたくましく、また誠実そのもので、どのコメントも心から応援したくなるものばかりです。実は本日も『愛徳新聞』の取材に新聞委員の高3中村さんと高2後藤さんが校長室を訪れ、たくさんお話することができました。どんな記事になるのか今から楽しみです。今年も生徒主体の自治活動に期待しています。がんばれ愛徳生。(校長:松浦直樹)