総合的な学習の時間「世界の果ての通学路」鑑賞 (中学2年)

2月27日(土)の総合では、「世界の果ての通学路」という映画を観ました。この映画は、道なき道を何時間もかけて通学する子どもたちを追ったドキュメンタリー映画です。危険なサバンナを15キロ、小走りで2時間かけて学校に通うケニアの男の子、馬に乗ってアンデス山脈の山々を18キロ、1時間半かけて通学するパタゴニアの男の子、全寮制の学校まで、毎週月曜日に22キロの道を4時間かけて通うモロッコの女の子、2人の弟に急ごしらえの車いすを押してもらって4キロの道のりを1時間15分かけて通学する足に障害を持ったインドの男の子。この映画に出てくる4人の子どもたちは、学ぶことができる喜びと叶えたい夢を抱いて、危険と隣あわせの通学路をひたすら歩いて学校に向かいます。彼ら彼女らの夢を語るときの輝く目とひたむきな姿を見ながら、「なぜ学校に行くのか」について考えてみました。

(中学2年学年通信より)