愛徳学園中学校 高等学校 ニュース 第14号

 
  • 「愛徳学園高等学校模擬国連大会」を終えて

             中学2年担任 英語科  荒谷 すみれ

3月16日(金)2度目となる選択fコミュニケーション英語Ⅱの研究発表会を行いました。今回の研究発表では、1月31日より実施してきたAMUN(Aitoku Model United Nations)のまとめとして、 決議案の発表と採決を英語授業で行いました。

この授業では、これまでファストファッションについて、各個人が立てたリサーチ クエスチョン に基づき、研究を進めてきましたが、今学期は、「バングラデシュ縫製工場における労働問題」をテーマに、ファストファッションに関わるあらゆる人々の立場に分かれ、その解決策を考えました。これまで、労働者の人権や自然環境を守ることだけに焦点を当てて考えてきた生徒たちにとって、これは難しい課題となりました。

最後の採決では、ファストファッションブランドの経営者グループがすべての決議を棄権するという結果となりました。この結果からも、それぞれの利益を守りながら、労働者の人権を守る方法を考えることがいかに難しかったということがわかります。

AMUNを終え、ある生徒が「もっともっと深めていきたかった」と残念そうに話してくれたことがとても心に残っています。この言葉には、全員から賛同を得られなかった悔しさと、さらに良い決議案を考えたいという熱意が込められているように感じました。

この授業を通して、生徒たちは英語の力だけではなく、物事を様々な視点から考える力や自分の考えを発信する力を身につけてきたと感じています。1学期には、現状を調べまとめることに精一杯だった生徒たちが、新しい方法で問題を解決しようと意見を交換し、問題点は指摘し、さらにいい方法を模索していく姿は、とても活き活きとし、その姿を見ている私自身もワクワクとした気持ちで授業に臨むことができました。

このように生徒の成長を日々実感してきましたが、私はこの授業の終わりはここではないと考えています。この1年間、調べ、学び、考えてきことは、この研究発表の場をもって完結するものでありません。これから先、生徒たちが自分の将来を歩む中で、この授業での経験を活かしていくことによって、その成果が花開いていくものなのだと感じています。その日を楽しみに、4月から始まるGlobal Studiesの準備を進めていきたいと思います。

模擬国連の様子はこちらをご覧ください。

http://www.aitokugakuen.ed.jp/high/archives/19700


  •  オーストラリア研修に行っています
 中学3年~高校2年の生徒がオーストラリア研修に行っています。研修の様子をぜひご覧ください。