学年担任と専科制
日々の授業は、国語・算数(TTを含む)・理科・社会などは学年担任が、音楽・図工・体育・英語・宗教・習字・高学年の理科などは教科担当が行っています。なかでも大切にしているのは、担任による、音読・漢字・伝え合いの学習です。また、日記を書くことやその指導を通して、表現することや、相手に自分の思いを伝えることができるようサポートするとともに、一人ひとりの行動や、その奥にある考えを理解していきます。
アウトプットで学ぶ国語
国語の授業では、“伝える力”を養うために、音読・漢字・伝え合いに重点を置き、アウトプットすることを大切にしています。班活動や、電子黒板機能搭載プロジェクター、タブレット端末などのICT機器を活用することで、互いの意見を知り、理解を深めることができるように配慮しています。また日記指導を繰り返すことにより、適切な表現について試行錯誤し、思いの輪郭を明確にできるよう導きます。
複数の教員で育む算数力
算数には、図形など、言葉だけの説明ではわかりにくい単元があります。そこで班活動やICT機器を積極的に取り入れ、個々の考えをみんなで共有する機会や教えたり教えられたりする機会を通して、理解を深められる授業を行っています。4・5・6年生は週に1回、習熟度別のプリントに取り組む時間を設置。複数名の教員によりティームティーチング(TT学習)で、個々のレベルに合わせて、じっくりと問題を解く力を育みます。
先生からのメッセージ
「マナーは他者への思いやり」という思いを持って行動できるようになってほしいとの考えから、挨拶や言葉遣い、話の聞き方など基本的な生活習慣を大事にしています。本校は、学年担任と専科制であるため、多くの目で一人ひとりと関わることができます。小さな変化も共有することで、細やかな指導へとつなげています。日記指導は豊かな表現力を育てるとともに、子ども達の気づきや心の動きに触れることができるコミュニケーションの場としても大切にしています。毎日のお祈りの時間を通して、神様をいつも身近に感じることで自分を客観的に見つめ、感謝や慈しみの心を持って行動できる子供に育ってほしいと願っています。